中間検査について
建物が出来上がってきてある工程まで工事が進むと中間検査という検査を受ける必要があります。
※特定の工程を有する建物のみ受ける検査で、木造住宅なら大抵は必要です。
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建物が完成してしまうと見えなくなる部分がちゃんと施工されていたのか
目視確認ができなくなります。
阪神・淡路大震災で外から目視確認できない箇所の施工不備による建物被害が多かったことから
施工途中での検査の重要性が改めて認識されたそうです。
確認申請機関の検査員さんが来られるので監理者として立ち会います。
実際に現場で設計図書どおりに施工され、安全性の基準を満たしているかを検査されます。
上記の写真のように筋交い等の金物がちゃんと入っているかどうか、
図面で指定された金物を使用しているかをチェックします。
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この検査をクリアしないと次の工程に進むことが出来ません。
また検査をクリアしないまま施工を進めた場合は施主・施工者に懲役・罰金が課せられます。