バリアフリー 階段
今設計している住宅の打ち合わせがありました。この住宅は高齢者の方が同居される二世帯住宅です。高齢者が住まれる住宅では、階段は非常に重要です。急な階段や手摺りのない階段は大きな事故につながるだけではありません。高齢者にとっては、階段の昇り降りが足腰への負担をかけ、ひざ関節炎や腰痛につながります。高齢期を迎えてからの生活は1階で生活するという考え方も有りますが、階段の勾配や手摺りなどの工夫をし、安全な階段を作る事は筋力維持の為の日常的なリハビリになると考えます。階段を作るチェックポイントは①形状は折れ階段②勾配は踏面25cm以上蹴上げ20cm以下③階段の幅は80cm以上④手摺りは両側に設ける⑤滑り止めは踏面いっぱいに設ける⑥足下照明を設ける以上のポイントに注意して下さい。