唐招提寺金堂
「天平の甍」の呼び名で親しまれている唐招提寺金堂(国宝・世界文化遺産登録)が
明治時代の大修理を経て、100年ぶりに『唐招提寺金堂平成大修理』が行われています。
4日(日)工事の様子が一般公開されました。足場が組まれ、目の前に屋根が有ります。
現場には模型が作られていました。
見にくいかとは思いますが、今回の工事で構造補強が行われています。
柱の内倒れの原因となる水平力を中央に延びる方杖で抑えたり、大棟下トラスを設置したりしています。
予定では2009年秋、金堂平成大修理落慶法要が行われます。今から楽しみです。
当事務所でもお寺の本堂を数多く設計監理しておりますが、今回の見学は大変勉強になりました。