見学会「相楽園」
YKKapに続いて相楽園に行って来ました。
相楽園内には旧ハッサム邸、旧小寺家厩舎、船屋形といった
重要文化財の建物が有り、見所満載でした。
写真が旧ハッサム邸で以前は北野の異人館街にあったものを移築保存されたものです。
有名なハンセルの設計といわれています。
竣工は1902年その時代、この建物をみた日本人はどんな感想をもったのでしょうか?
写真は旧小寺家厩舎です。
円型の塔屋、急勾配の屋根や屋根窓、豊富な切妻飾りなど変化に富んだ意匠は
デザイン性の素晴らしさを感じます。
写真は船屋形です。
この建物は姫路藩主が河川の遊覧用に使っていた「川御座船」の屋形部分だけ陸上げしたものだそうです。
木部は内外とも春慶塗と黒漆塗に塗り分け、長押や垂木の先には金箔を施した飾り金具を使っています。
こんな船を浮かべ河川を遊覧したいものです。
本当に素晴らしい建物ばかりで時間の経つのも忘れてしまいました。