重要文化財木家住宅「箱木千年家」この地にダムが建設される為、移築されました。
この建物は
国内最古の民家といわれ工法等から
14世紀頃の建物と推測されています。
模型も有りますが、村の有力農家の家で、近畿地方農家の一形態として、
今も伝承されています。
特徴は主室の周囲に寸法のそろった太い柱を一間毎に配置し、梁・桁の類が細く、
背よりも幅を広くしている事です。
大黒柱や太い丸太梁を見せどころとした近世の農家とは著しく異なり、均整のとれた構造です。
結構、遠い場所でしたがわざわざ来たかいがありました。
一日で廻るにはタイトなスケジュールでしたが、有意義な一日でした。