木材検査
現在監理をしている庫裡・寺本堂新築工事の木材の材料検査を行いました。
当日は総代さんや建設委員会の方も立会で工場に行って来ました。
最近は、木材もプレカットと呼ばれる機械が加工するやり方が多くなり、
この様に大工さんが加工する事は少なくなってきています。
下の写真は大工さんが今でも昔から伝わる、板に墨で図面を書いているものです。
縦横に い、ろ、は、に、ほ...1,2,3,4,5・・・・と通りがうたれています。
実際材料にも下の写真のように「を」「二十一」と通りが書いてあります。
それと、この材料は土台ですが、栗の木です。
昔はよく使われましたが、最近はめったに見ません。
栗は土台には理想的なんです。珍しいので写真を撮ってきました。
工事は10月に庫裡が完成。
本堂は来年完成ですが、本堂のケヤキの柱も徐々に揃ってきています。
また、加工の途中で材料検査を行います。
今回本堂にはケヤキの270㍉丸柱や270㍉角柱を使います。
この写真のケヤキは大変綺麗な材料なので、
加工されたらどの様になるのか本当に楽しみです。