監理とは
監理とは・・・?
建物を作る時に必ず設計図書は必要になります。
その設計図書に基づき施工契約が行われることでしょう。
しかし、実際建築を行っていくにあたり、設計図書と違った形で施工されることがあります。
このことが「違法住宅」「欠陥住宅」の原因の一つと指摘されています。
そこで、設計図書や標準的な仕様に基づいて、
施工が行われていることを確認する「監理者」が必要になるわけです。
※「管理者」=施工会社の現場監督を示すことが多い。
設計者の意図を汲み取り、現場が円滑に進行するように職人を手配指導する者。
※「監理者」=設計事務所が行うことが多い
施主の代理人として設計図書どおりに施工されているか監査する者
管理者と監理者、発音が同じなのでごっちゃになりそうですよね。
余談ですが学生の頃の私の先生は
管理者の事はくだかん(管にくだかんむりが使われているので)
監理者の事はさらかん(監に皿という字が入っているので)と呼びわけてました。