ペルセポリス
7日目 9:00ホテル出発。ペルセポリスに向かいます。
今回のイラン旅行の楽しみの一つペルセポリス。ワクワクします。
ペルセポリスは「ヨルダンのペトラ」・「シリアのパルミラ」と合わせ「中東の3P」と呼ばれています。
これで、3遺跡すべて見ることになります。
バスで約1時間。入口の大階段より入場です。
そして、クセルクセス門が迎えてくれます。
クセルクセス門の人面翼獣神像の対のレリーフは見事ですが、残念ながら頭部は偶像崇拝を嫌うイスラム教徒によって破壊されてしまっています。
クセルクセス門、少し離れて別の角度から撮ってみます。その巨大さがわかります。
そしてクセルクセス門を東へ抜けると、こんな彫像がありました。これは空飛ぶ双頭鷲像です。実はイラン航空のシンボルマークのモチーフだそうです。
遺跡の中はいたるところに、素晴らしい彫像・彫刻があり、当時の技術力・文化水準の高さを見せてくれます。
この時代イスラム教ではなくゾロアスター教です。アフラ・マヅダが描かれています。
アパダーナ(謁見の間)には有名な牡牛を襲うライオンのレリーフが有ります。
これはライオンが夏、牡牛が冬を表し、季節の移り変わりを表しているといわれています。
アパダーナ(謁見の間)東階段のレリーフはすごく有名です。
アケメネス朝ペルシアは、アフリカはエチオピア、リビアそして東はインドまでを支配下に置いていました。その国々が贈り物を献上する様子が描かれています。特に興味深いのは、その使者の衣装や献上物が国によって特徴的に描かれている点です。
アルタクセルクセス2世の王墓から遺跡の全体が見えるので、岩山を登ってみました。
全部映りきりません。総面積12万5千㎡の都、壮観です。
ここで、ずっとお世話になっているユーラシア旅行社の添乗員、中野未来さんとのツーショット。
約2時間30分の観光でしたが、時間があれば最低でも半日ぐらいはゆっくり見てみたいものです。
名残惜しいですが、ペルセポリスを後にし、昼食会場に向かいます。